沿革
1868年の日本の近代化に伴い、19世紀後半には日本とイタリアの関わりが始まりました。実際には、1888 年には早くも、『イタリア研究協会』が設立されました。これは、1888 年から 1892 年まで日本の法律顧問であったアレッサンドロ・パテルノストロ (1852-1899) の尽力によるものです。
その後、1940年に、前述のイタリア研究協会と合併し、東京の日本とイタリアの友好団体である、『日伊協会』が誕生しました。第二次世界大戦終結後、東京の『日伊協会』は 1950 年に再開されるまでの約 4 年間は活動を中断し、その後 1956 年に、日本国の外務省と文科省の保護下にある非営利の公共団体となりました。
その後、80年以上にわたり、当協会は、芸術、文化、社会の活動を通じて、日本とイタリアの相互理解と友情の発展に積極的に貢献してきました。
2010年12月に公益法人法が改正され、当協会は日本政府の内閣府の審査に合格し、公益財団法人(非営利団体)として認定され、今日に至ります。
活動目的
公益財団法人日伊協会は、
文化、芸術、経済、産業、教育などの分野で、実りある科学的および人的交流を確立することにより、
日本とイタリアの間の相互知識と
友情を促進することを目的とする
公益団体です。

事業内容
日伊協会定款第4条に記載
(1)日伊両国における学者、芸術家および学生等の交流ならびに 研究の奨励
(2)イタリア文化に関する図書、雑誌、その他の研究資料の収集 整理および閲覧
(3)イタリア文化に関する論文、図書および会報の刊行
(4)イタリア語の教育および普及奨励
(5)イタリアの文化・社会・経済・科学等に関する講習会、講演会、音楽会、映画会および展覧会等の開催
(6)日本文化の紹介
(7)日伊間の各種交歓会の開催ならびに日本人およびイタリア人に対する便宜供与
(8)その他前条の目的を達成するために必要な事業
(日伊協会サイトに移動します)
※定款は日本語のみ
